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空調や排気に欠かせないダクトの役割

ダクトは気体を運ぶ管のことで、おもに天井裏などの見えない箇所に取り付けをおこないますので、
ふだん意識することはあまりないのではないでしょうか。

しかし、空気の流れを作り、快適な住環境を保つためには、欠かすことのできない大切な役割を担っています。
ダクトには、合成樹脂や金属などのさまざまな材質のものがあります。
ダクトが必要なのは、「空調」「換気」「排煙」に関する設備です。
共通して言えるのは、排気に関係する設備にはダクトが必要だといえます。
用途に応じて、適切な製品を選ぶことが大切です。

ダクトを材質別にまとめてみましたので、ご参考ください。

①亜鉛メッキ鋼板
空調・排煙・換気のすべてにつかわれている。ただし、排煙ダクトに使用するときには厚みが必要。
丸ダクト、角ダクトなどさまざまな形状に加工できる。
塩害、サビに弱く、屋外で使用するときは塗装が必要

②ステンレス鋼板
塩害、腐食、キズに強く、屋外で使用できる。
工場などダクトがむき出しになる環境に適している。
丸ダクト、角ダクトなどさまざまな形状に加工できる。
亜鉛メッキ鋼板と比べて高価。

③ガルバリウム鋼板
亜鉛とアルミニウムの合金メッキ。
亜鉛メッキ鋼板より腐食に強い。
ステンレス鋼板より安価。見た目もよい。
傷に弱い。

④塩ビコーティング鋼板
腐食、サビ、薬品に強い。
火や熱に弱い。
薬品工場、病院などの排気ダクトに用いられる。

⑤グラスウールダクト
吸音性がよく、保温効果がある。
サビ、腐食の心配がない。
映画館、ホール、会議室などの空調設備で、音を小さくしたい空間に適している。

配管ダクトの製作・据え付けに関するご質問・ご相談はお気軽にどうぞ。

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